この講座では、データにもとづいた問題解決を体験的に学ぶための3つの教材を紹介します。データサイエンスの4+1の力の内、特に、データを取る力とデータで判断する力のイメージをつかむことを目標にしています。具体的には、データにはばらつきが必ずあること、ばらつきがある中でどのようにばらつきを制御して目標やねらいを達成するのか、信頼のおけるデータを取るにはどのような工夫が必要か、代表値を活用した判断の方法など、データにもとづく問題解決の実践的な学習活動について学びます(なお、コイン射撃、紙ヘリコプター複葉機、紙グライダーについての聴講は任意とします)。
※本講座は、2022年10月1日に開催されたワークショップ「初中等教育におけるデータにもとづく問題解決の実践的方法論ワークショップ」における講演です。
※ワークショップの録画のため、音声が比較的低品質となっております。内容の聴取に支障はございませんが、ご了承の上ご購入下さい。
■講師:高橋 武則(慶應義塾大学 客員教授)
■主な対象:教員(小学校・中学校・高等学校)
■紐づく資質・能力と獲得ポイント
(カテゴリA)A-1.教科教育を支える学問的専門性:4ポイント
(カテゴリA)A-2.学習に関する諸科学の知見:4ポイント
(カテゴリC)C-2.学習指導・授業実践:4ポイント
学んでほしいこと
- 信頼性の高いデータを採ること
- ばらつき制御のための考え方
- 代表値の活用方法