汎用電子パーツで製作する教育用ラジオ
  • eラーニング
簡単なラジオの製作は高等学校の物理や中学校の技術にて授業の題材となりうる教育的な活動である。教育用のラジオに求められる条件を挙げるならば、理解しやすい復調方式で、回路が単純、組み立てが簡単、汎用的な電子パーツのみを用い、安価で入手が容易なこと、さらに各部の電圧波形をオシロスコープで順次観察し、所定の時間内に誰もが完成できること、そして良く聴こえることであろう。当講座で紹介するのは、ダイレクトコンバージョン方式の独自 AM ラジオである。アナログ乗算器、低周波発振器あるいは水晶発振器、カーボン抵抗、ブレッドボード、及びセラミックイヤホンを使う。製作する喜びとともに、明瞭な音声に驚いてもらいたい。

■講師:荒川 悦雄(東京学芸大学 教授)

■主な対象:高等学校理科、中学校技術科

■紐づく資質・能力と獲得ポイント
(カテゴリA)A-1.教科教育を支える学問的専門性:3ポイント
(カテゴリC)C-2.学習指導・授業実践:3ポイント
学んでほしいこと
  • 受信の原理を数式で理解すること
  • オシロスコープ等で動作中の電圧波形を観察し、自身で問題解決できるようになること
  • 最適パーツを探して、オリジナルラジオを設計し、製作する楽しさ
価格 ¥1500(税抜) / ¥1650(税込)
Chapter1. 講義
動画時間: 20:35
Chapter2. 実演
動画時間: 27:30
Chapter3. 講義
動画時間: 16:09
スライドPDF
アナログ乗算器を用いたAMラジオ 手引書
問題解決への指針