冊封使が琉球へもたらした中国書跡
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琉球王国時代、冊封関係にあった当時の中国(明・清)から多くの使節が訪れており、それらの人物たちは琉球において扁額や立軸、対聯といった様々な書跡を残しました。これまでの研究により、書道史上有名な人物である王文治も冊封使節の一員として琉球へ派遣されていたことが明らかになっています。また、当時多くの書作品、法帖、筆墨硯紙の類が明、清から琉球へ伝来していました。本講座では、沖縄に現存している書跡を紹介しながら当時琉球にもたらされていた書跡がいかなる価値を持つものであったのか、さらにそれらの書跡が琉球へもたらされた歴史的背景について解説します。

■講師:城間 圭太(東京学芸大学 特任准教授)

■主な対象:高等学校芸術科書道教員

■紐づく資質・能力と獲得ポイント
(カテゴリA)A-1.教科教育を支える学問的専門性:3ポイント
(カテゴリA)A-2.学習に関する諸科学の知見:3ポイント
学んでほしいこと
  • 東アジアの書道史における中国書法の受容とその状況
  • 社会における書が持つ意義
価格 ¥1000(税抜) / ¥1100(税込)
はじめに
動画時間: 6:12
I .冊封について
動画時間: 2:53
II .琉球を訪れた冊封使が書き遺した書蹟
動画時間: 13:05
III.明・清より琉球へ舶来された書蹟
動画時間: 4:51
IV.清朝皇帝により下賜された御書
動画時間: 6:47
V .おわりに
動画時間: 1:36